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社長のプライベートルーム 趣味 ジョギング

はじめたきっかけ

 40歳になったころ仕事に追われて運動不足を感じていました。
正月に帰省していた弟がジョギングをやってみないかと勧めてくれました。
小学校の頃から学校時代はクラブも音楽系で、運動はあまり縁がありませんでした。
 しかし若い頃スキーをやりだした時には少し走っていた記憶があります。いずれにしても運動不足にはジョギングが良いと強く勧められたのでやってみることにしました。
 最初に弟にアドバイスを受け、ランニングシューズを購入しました。道具としてはこれが一番大切なようです。
 家の近くを回る適当なコースがあり、走り出しましたが1kmほど走ったところで呼吸がきつくなり歩き出しました。少し歩いてまたゆっくり走り出し、また歩きを繰り返し約4kmをなんとか回りました。 これが最初でした。


練習

 それ以来できるだけ続けるように努力しました。はじめた時期が正月の冬でしたので朝はまだ暗く、寒い中をもくもくと走り続けました。
 続けるに従ってだんだんと長い距離が走れるようになりました。5km.10km.と比較的順調でした。しかし20kmくらいになると最後の方でガス欠状態となり足が動かなくなりました。走るようになるまでこのようなガス欠状態は経験したことがありませんでした。ほんとうに力がなくなり歩くのもやっとといった感じです。グリコーゲンを早い内に使い果たし、脂肪もうまく燃焼させる体にまだなっていなかったのです。
 しかしLSD(ロング、スロー、ディスタンス)を心がけ続けて行く内にガス欠になる距離がのびてきました。体がうまくエネルギーを使えるようになってきたのでしょう。今では特に準備をしなくても30km以内ならゆっくりとですが走れると思います。


故障

 だれでもジョギングをしている人は経験があると思いますが、足回りの故障です。車と同じでエンジン(心臓)は動いてもタイヤなどの足回りが動かなければ前に進むことはできません。私も膝の痛みがでてきました。初心者の定番です。原因は明らかに足の筋力が十分でない内にたくさんの距離を走り膝に負担がかかったのです。
 ここで無理をして走り続けると重大な故障となり、走るどころか歩くこともままならなくなります。よくここでジョギングをあきらめる方がいます。ここは無理をせず弱い部分の筋力強化に努めます。私の場合膝でしたので特に膝付近の筋力強化をやりました。といっても特別の事をしたわけではなく、またプロのランナーのようにトレーナーがついて
いるわけではないので、取り合えず仕事中椅子に座っているときに足先にダンベルをはさみ(軽い物)屈伸運動をしました。これでほぼ膝の故障はカバーすることができました。
 とにかく無理をせず、早めに対処する事が大切だと感じました。以後特にこれといった故障は起きていません。私たちはプロではないので、あくまで健康のためと割り切って無理をしないように続ける事だと思います。どうしてもレースなどに出場しタイムがよくなってくると練習量も増え、無理をしがちです。私の回りにも練習オーバーで故障している人はたくさんいます。


フルマラソン

 走り始めてから2年目で近くの福知山で行われるフルマラソンに挑戦することになりました。当然完走する自信はなかったのですが弟に勧められるままに申し込みしました。
 初挑戦なので当然完走ねらいです。とりあえず歩かずに最後まで走り抜くことを目標としました。結果は3時間26分でした。何とか歩かずに完走できたのです。さすがに最後の残り5kmくらいは足が重く、けいれんを起こしそうになるのをだましだまし走りぬきました。 思ったより早く帰ってきたので弟も感心していました。普通初心者が4時間を切る事はあまりないらしく、おだてられました。
 その後調子に乗り毎年福知山マラソンに参加しているのですが大きな失敗(救急車に乗るような)もありなかなか思うように走れません。今までのベストタイムは3時間7分です。ここからのサブスリーへの突入はやはりかなり困難です。もっと練習量を増やさなければ達成できないでしょう。しかし市民ランナーとしての夢です。これから50歳代になり実現できるでしょうか。妻も応援してくれますが、期待に応えられるか。
 マラソンはペース配分が非常に大切です。何回かの参加でよくわかりました。最初に早いペースでは絶対に後で反動が来ます。前半は押さえることに専念したほうが結果は良いようです。

 これからは記録もですが基本の健康のためを意識し、けがの無いよう、無理をしないように続けて行きます。

 レースに関わる記事も載せて行きたいと思ってます。

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